自律神経を整える・毎日使えるオイル【米油】効果と注意点
\\ この記事はこんな人におすすめ //
- 健康オイルを探している
- 米油の効果をしりたい
- 自分に合うオイルを探している
目次
米油とは
米油とは玄米を精製するときに出る米ぬか(玄米の表皮や胚芽)を使って作られるオイルで、米ぬか油、米胚芽油、ライスブランオイルなどいろいろな呼び名があります。
米ぬかが原料なので、スーパーフードである玄米に含まれる栄養素ももちろん含まれます^ ^
また揚げ物を食べたときの油酔いになる原因の物質が少なく、発煙点も高いので、家庭でも日常使いしやすいオイルです。
主要脂肪酸 | オレイン酸 |
---|---|
加熱 | 高温加熱OK |
保存方法 | 冷暗所 |
味・香り・テクスチャー | サラッとしていて無臭、ほんのり米の甘み |
脂溶性ビタミン | ビタミンE、トコトリエノール |
ファイトケミカル | γ-オリザノール |
米油の効果
γ-オリザノールで自律神経のバランスを整える!
γ-オリザノールは米特有のファイトケミカル。
自律神経のバランスを整えてくれるので、更年期障害や胃腸神経症などストレスで悪化してしまう症状を改善します。
炎症症状や肌荒れに!
γ-オリザノールには抗炎症作用や抗アレルギー作用もあり、肌荒れや筋肉痛の改善にも役立ちます。
また豊富なビタミンE(トコトリエノール)も健康な肌を作るのに欠かせない栄養素です!
トコトリエノールの最強の抗酸化作用!
トコトリエノールはスーパービタミンEとも呼ばれ、他のビタミンEよりも抗酸化作用が強力!
その効果は約50倍とも言われており、体内の活性酸素を抑制するので、細胞が若く保たれ、癌や生活習慣病の予防にもなります。
植物ステロールで血中コレステロール値を整える!
植物ステロールは食品中のコレステロールの吸収を抑え、余分なLDL-コレステロールを排出するというはたらきがあります。
米油に約40%含まれる脂肪酸のオレイン酸にも血中コレステロール値を整えるがあるので、ダブルで効果が期待できます^ ^
米油の使い方
・揚げ物に
発煙点が高く、味のクセもないオイルなので料理のジャンルや調理法を選ばず使えるオイルですが、特におすすめなのが揚げ物料理!
揚げ物を食べたときに起こる胸焼け(油酔い)の原因になる物質(アクロレイン)が少なく、繰り返し使っても酸化しにくいオイルです。また油切れも良いのでカラッと、サクッと仕上がります!
・マヨネーズやドレッシング作りに
ほぼ無味無臭のオイルなので、ドレッシングやマヨネーズを作るときに調味料や卵の味がよく活かされます!
わたし個人的にはマヨネーズ作りには米油が一番合うんじゃないかと思っています^ ^
・お菓子作りに
お菓子を作るときのバターやココナッツオイルの代用で米油を使うとさっぱりくどくないスイーツに仕上がるのでおすすめ!特にクッキーやシフォンケーキとの相性が良いです^ ^
おすすめ米油
【築野食品 / 圧搾一番搾り国産米油】
昭和22年に精麦工場として創立した築野食品。その後昭和35年に米ぬかを原料とする精油業へ進出しました。現在では食品だけでなく、米を原料とした化粧品や肥料資料など幅広い商品を扱っています。
米油もいくつか種類がありますが、おすすめは圧搾法で搾油されている『圧搾一番搾り 子国産こめ油』!
築野食品公式ページはこちら →《築野食品》
【三和油脂 / COME-YU(コメーユ)】
昭和24年創業以来、こめ油を作り続けている会社。
こちらでは毎日使えるリーズナブルなこめ油も取り扱ってますが、おすすめはやはり圧搾法の『COME-YU(コメーユ)』!昔ながらの製法で化学溶剤や添加物を使用しない本来の米油が楽しめます!
三和油脂の公式ページはこちらから →《三和油脂》
米油の注意点
サラダ油の代わりに使える健康オイルとして人気で、最近スーパーマーケットでもよく見かけるようになった米油。
ですが、米油を選ぶときに注意してもらいたいのが、製造方法。具体的には圧搾法なのか化学溶剤での抽出法なのかということ。
米ぬかからできる米油は、搾油できる量が少ないため、化学溶剤で抽出された米油が多いです。一部で『米油は危険』といわれるのはこのためです。
一応、安全性のチェックはされていますが、化学溶剤を使用すると、その過程で脱臭や脱色、超高温加熱など様々な工程が入り、米油本来の栄養素や味が損なわれます。なので、米油を選ぶときは圧搾法を選ぶことをおすすめします!
『質の良いオイルの選び方』をもっと詳しく見たい人は以下の記事にをご覧ください!
【健康オイル生活】体に良いオイルとは?
この記事を読む他にもいろいろな食用オイルを紹介しています↓
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【食用オイル一覧】有名なものからマイナーなものまでオイル全51種類!
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