不老長寿の油【ティーオイル】使い方と注意点
\\ この記事はこんな人におすすめ //
- 健康オイルを探している
- ティーオイルの効果を知りたい
- ティーオイルの使い方を知りたい
目次
1. ティーオイルとは
『不老長寿の油』として中国では何千年もの間、大切にされてきたティーオイル。
茶の実油、茶実油(チャジツユ)など地域によってさまざまな呼び名があります。
ツバキ科の茶の実はオレイン酸が豊富なうえ、パルミチン酸も含む優れものです。
また最近では茶の成分サポニンがアルコールの吸収を抑制すると研究結果もあるようです。
主要脂肪酸 | オレイン酸 |
---|---|
加熱 | 加熱OK(炒め物程度) |
保存方法 | 冷暗所 |
味・香り・テクスチャー | サラサラ、少しナッツのような香り |
脂溶性ビタミン | ビタミンE |
ファイトケミカル | サポニン、β-カロテン |
2. ティーオイルの効果
便秘の解消に!
脂肪酸のオレイン酸は胃腸の運動を促進するはたらきがあるので、便秘の解消に効果的。
便秘が続くと息やオナラが臭くなったり、肌荒れの原因になるだけでなく、消化器系のガンのリスクを上げてしまうので便秘は早めに改善しましょう!
血中コレステロールのバランスを整える!
同じくオレイン酸はHDL-コレステロールを維持したまま、LDL-コレステロールを減少させるはたらきがあります。またファイトケミカルのサポニンは活性酸素を除去し、LDL-コレステロールの酸化・蓄積を防ぐので、血中のコレステロール値のバランスを整えてくれます。
免疫力を高める!
またファイトケミカルのサポニンはナチュラルキラー細胞という免疫細胞を活性化するはたらきがあるので、ウイルス性の風邪などに対抗する力がアップします!
さらにサポニンは化膿・炎症を抑え、器官の分泌液の分泌を促進し、喉を潤すので、咳や痰を緩和してくれます。
二日酔いに!
『二日酔いに緑茶が良い』というのはご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、これはお茶に含まれる、カフェインやカテキン、サポニンの効果。なのでティーオイルにも少しですが、この効果が期待できます。
カフェインやカテキンには利尿作用があり、アルコールが体内で分解される過程でできるアセトアルデヒドなどの有害物質を排出しやすくしてくれます。またサポニンは肝機能を高めるはたらきがあるので、アルコールの分解の手助けもしてくれます。
3. ティーオイルの使い方
オレイン酸が豊富で、加熱調理も可能なオイルなので、さまざまな料理に使うことができます!
・生のままで
ナッツのような風味のあるオイルなので、その味を活かして温野菜やカルパッチョ、スープなどにかけると、料理にコクが増します!
・炒めものや料理の仕上げに
もちろん加熱調理にも使えるので、卵焼きや野菜炒め、料理の仕上げに使うのも◎
4. ティーオイルの注意点
一つ目は、摂取量に注意ということ。
お茶と同じファイトケミカルの効果を期待できるティーオイルですが、やはり油なので、摂取量には注意です。カテキンやサポニンを積極的に摂りたいということなら、緑茶から摂取する方がコスト面でも良いので、目的に合わせて選んでみてください!
二つ目は油の品質にこだわること。
具体的には原料(オーガニックかどうか)、低温圧搾法(コールドプレス)であること、遮光瓶に入っていることなどです!
これらの条件を全て満たすティーオイルはかなり少なく、高価なものなのでどこかで妥協は必要かもしれませんが、せっかく健康オイルを選ぶのなら、こだわれるところはなるべくこだわっていきましょう^ ^
おすすめティーオイル
静岡のお茶畑で育った茶の実を使ったティーオイル。
オーガニックではありませんが、ナッツのような風味と甘さがあるので、どんあな料理にも美味しく仕上がります。
また『質の良いオイルの選び方』をもっと詳しく見たい人は以下の記事にをご覧ください!
【健康オイル生活】体に良いオイルとは?
この記事を読む他にもいろいろな食用オイルを紹介しています↓
ご興味あればご覧ください^ ^
【食用オイル一覧】有名なものからマイナーなものまでオイル全51種類!
この記事を読む