日本は世界トップクラスの食品添加物大国!!
日本は世界トップクラスの食品添加物大国!?
日本でスーパーやコンビニの商品を見てみると食品添加物を見ない日はないと思います。
もちろん世界中でも食品添加物は使われていますが、日本の隠れた食品添加物にも注意が必要です!
\\ この記事はこんな人におすすめ //
- 食品添加物の勉強中の人
- 日本の食べ物が安全だと思っている人
- 無添加生活を目指す人
目次
1.食品添加物とは
『食品の製造過程で、または食品の加工や保存の目的で食品に添加、混和などの方法によって使用するもの。』
具体的には以下のような目的があります。
- 保存の目的では腐りにくくしたり、カビが生えにくくしたりする
- 調味の目的では、甘味、酸味、香料などで脳が美味しく感じる味つけにする
- 見た目を良くする目的では、色をつけたり、光沢感を出したりする
- 形状維持の目的ではとろみをつけたり、固まらせたりする
このような事をなるべく低コストで簡単に素早く行うために使われます。
<>食品添加物には昔から使われてきた、天然由来のものも多くあり、このようにみると食品添加物は良いものに見えますが、人工的に作られた合成添加物や化学調味料のようなものは、数十年後や次世代への安全証明はされていません!!2. 食品添加物の分類
着色料、保存料、酸化防止剤、甘味料、調味料、光沢剤など日本で使用が認められている食品添加物は化学的合成添加物、天然由来添加物を合わせると500種類以上!
食品添加物には大きく分けて4種類あります。
① 「指定添加物」472品目
ソルビン酸やキシリトールなど、安全性を評価した上で厚生労働大臣が指定したもの。
②「既存添加物」357品目
日本ですでに昔から使用され、長い歴史があるもの。例外的に指定を受けることなく使用・販売が認められたクチナシ色素や柿タンニンなど。
③「天然香料」約600品目
バニラ香料やカニ香料など植物や動物から得られる天然の物質。
④「一般飲食物添加物」約100品目
フルーツジュースや寒天など一般的に食品として認知され、添加物としても使用されるもの。
またこれら以外にも何千種類もの合成香料の組み合わせや、酵母エキスなどカウントされていない食品添加物は数えきれ得ないほど存在します!
3. 食品添加物の表示について
・知らないうちに食べてる、隠れた食品添加物
基本的に表示義務のある食品添加物ですが、表示を免除される場合があります。
① 加工助剤
加工食品が完成前に除去される物。
食品洗浄のための次亜塩素酸や、みかん缶の皮を溶かす塩酸とカセイソーダなど。
② キャリーオーバー
食品加工中に直接添加された物ではなく、含有量が少なく、味や効果など影響がないと考えられるもの。
せんべいに使用した醤油に含まれる保存料など。
③ 栄養強化剤
栄養素を強化するもの。
ビタミンやカルシウムなどの強化につながる添加物。
④ 一括表示
イーストフードや調味料、乳化剤など複数を組み合わせて一つの効果を発揮するものは、個々の表示が免除されます。
⑤ パッケージされていない食品
量り売りや、裸で販売されているパンなどは表示が免除されます。
⑥ 表示可能面積が30㎠以下の場合
食品添加物を表示するのに十分な面積がないと判断され、表示が免除されます。
実際わたしがニュージーランドにいたときに、スーパーで購入したスナック菓子の添加物を見てみいるとかなりの表示数と感じましたが、これはニュージーランドでは日本のように、食品添加物の表示が免除されることなく、事細かく記載されていたため、日本のスナック菓子より添加物が多く見えたのだと思います。
・食品添加物の表示が変更されてしまった!
2020年7月よりから人工甘味料、合成着色料、合成香料などの『人工』や『合成』などの表示ができなくなりました。
理由としては、消費者庁の調査によると、
『添加物に関して『人工』や『合成』といった文言があると避けるという消費者が存在することが分かった。』からだそうです(笑)
そりゃ避けますよね、嫌なものは嫌なんですから…。
なので消費者庁としては私たちに天然、人工関係なくどんな添加物でも摂取してほしいわけです。
まぁこの表示方法になってしまうと、もはや天然由来の食品添加物は使用されてなくなる可能性もありますが…。
なので私たち消費者としては原材料以外の表示かあれば避ける!と考えたほうが無難ですね!