チョコレートの香りのオイル?【カカオバター(ココアバター)】
カカオバターの原料はチョコレートと同じカカオ豆!常温で固まる天然の植物性オイルです!
ほのりチョコレートの香りがするオイルで、バターの代わりにりトーストに塗っても、お菓子作りに使っても良く合うオイルです。
\\ この記事はこんな人におすすめ //
- 質の良いオイルを知りたい人
- カカオバターの効果効能を知りたい人
- カカオバターの使い方、食べ方を知りたい人
目次
1. カカオバター(ココアバター)とは
カカオ豆からチョコレートを作る過程でできる、カカオマスを圧搾して取れるオイル。
ちなみにカカオは原料そのもの、ココアは加工された食品名なのですが、カカオバターとココアバターは呼び方が異なるだけで、成分的に同じものになります。
見た目はバターのような黄みがかったクリーム色の固形でけっこう固いです。
34〜35℃と人肌よりも少し低い温度で溶け出すので、スキンケア用としてもとても肌馴染みの良いオイルです。
ほのりチョコレートの香りがするので、バターの代わりにりトーストと食べたり、スイーツを作るのにぴったり!
2. カカオバター(ココアバター)の特徴
主要脂肪酸 | ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸 |
---|---|
加熱 | 高温加熱OK |
保存方法 | 冷暗所 |
味・香り・テクスチャー | ほんのりチョコレートの香り・バターよりあっさり、ココナッツオイルよりこってり |
脂溶性ビタミン | ビタミンE、ビタミンK |
ファイトケミカル | エピカテキン |
アンチエイジイング!
パルチミン酸の細胞を活性化する作用と、豊富に含まれるポリフェノールの抗酸化作用で、肌を元気にするのでアンチエイジング効果が期待できます。
動脈硬化や発がん予防!
エピカテキンというカカオポリフェノールには動脈硬化や発がん予防作用があります。
ピロリ菌を撃退!
カカオFFAという遊離脂肪酸には胃腸に住み着き、胃炎や胃潰瘍を起こすピロリ菌を殺菌する作用があります。
日焼け予防や日焼けした肌に!
カカオポリフェノールには日焼けを遅らせる効果があり、豊富なビタミンEとオレイン酸の保湿力は日焼けした肌や火傷のケアにも効果的です。
肌を柔らかくする!
古い角質を落としやすくし皮膚を柔らかくする作用があります。ニキビや吹き出物をできにくくしてくれます。
3. カカオバター(ココアバター)の使い方
・お菓子作りやパンにと一緒に
ほんのりチョコレートの香りで、甘さを感じるので、お菓子作りやトーストで使うバターの代わりに使うのがおすすめです!
・全身の保湿に
オレイン酸が30%以上含まれているので乾燥肌の保湿に向いています。またボディクリームだけでなく、皮膚が薄く乾燥しがちな唇も安心して使えます。
もちろん髪にも使えるので、髪を乾かす前に少量塗るとヘアケアにも役立ちます。
・火傷や傷跡に
火傷やケガなどの傷跡に塗り続けると、細胞が活性化され、肌が元気になるので傷跡を薄くしていく効果があります。
・サンオイルに
ビタミンEが豊富で酸化しにくく、日焼けを遅らせる効果があるので、紫外線から肌を優しく守ってくれます。
おすすめカカオバター
100%オーガニックのカカオから作られたカカオバター。
小粒になっているので使いやすいです。
4. カカオバターは身体に悪い!?
『カカオバターが身体に悪い』と噂になったこともあるかと思いますが、その理由はチョコレートに含まれるトランス脂肪酸たっぷりのマーガリンやショートニング、その他の植物油のせいかと思われます。
カカオバターは100%天然の植物油でトランス脂肪酸は含まれないので身体に悪いということはありません。(※もちろん飽和脂肪酸を多く含むので必要以上に摂取するのはNGです!)
なのでチョコレートを購入する際は裏の表示をきちんと見て、マーガリンやショートニング、その他の植物油などの表記がないものを購入するうようにしましょう!
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