食べる化粧水!?【小麦胚芽油】効果と注意点
\\ この記事はこんな人におすすめ //
- 健康オイルを探している
- 小麦胚芽油の効果をしりたい
- 自分に合うオイルを探している
目次
小麦胚芽油(ウィートジャームオイル)とは
穀物胚芽油に分類されるオイルで、原料は小麦の胚芽。しかしその胚芽1kgからとれるオイルは10gと、とても希少です!
そのため圧搾法ではなく、溶剤抽出のオイルも多くあるので注意が必要です!
食べる化粧水と言われるほどビタミンEが豊富で、活性酸素を抑制するので、美容や老化防止に効果的です。
主要脂肪酸 | リノール酸 |
---|---|
加熱 | 短時間加熱OK(軽い炒め物程度) |
保存方法 | 冷暗所 |
味・香り・テクスチャー | 穀物の香ばしい香り |
脂溶性ビタミン | ビタミンE |
小麦胚芽油の効果
小麦胚芽油の特徴はなんといってもビタミンEの含有量!
ここではビタミンEがもたらす健康効果を紹介していきます。
アンチエイジング!
オイルの中でもビタミンEを多く含む小麦胚芽油は、抗酸化力が高く、活性酸素を抑制してくれるので細胞レベルでアンチエイジング効果が期待できます。
新陳代謝を活性化!
ビタミンEにより新陳代謝が活性化されると、血液の循環が良くなり、基礎体温が上がるので免疫機能も良くはたらきます。また肌にも潤いがいき渡るので、肌の若返り効果も!
高保湿力!
ビタミンEは食べるだけでなく、肌や髪にもとても良い栄養です。
肌の乾燥やひび割れを改善し、髪も健康にもつながります!
※小麦胚芽油はビタミンEをもっとも多く含む食品とも言われています。そのためサプリメントなどでビタミンEを摂取している人は、過剰症になる可能性もあるので小麦胚芽油とサプリメントの併用は避けてください。
小麦胚芽油の使い方
・生で食べる
ビタミンEが豊富で少しなら加熱もできるオイルですが、おすすめはやはり生で食べること!
酸化に強いオイルなので、小麦胚芽油を使ってドレッシング作っておけば2 〜3週間日持ちするので便利!
また小麦胚芽油をそのままスープなどにかけても美味しいです。
・スキンケアとして
食べる化粧水とも呼ばれる小麦胚芽油はもちろんキャリアオイルとしても有名でスキンケアにも使えます。
キャリアオイルとして販売されているものには精製されたオイルが多く、香りがありませんが、香りが気にならない場合は未精製のものを使うものもおすすめです!ただ、こってりしたオイルなので、他のキャリアオイルと混ぜで伸びを良くした方が使いやすいかと思います。
小麦胚芽油の注意点
小麦胚芽油を使うときの注意点は2つ。
1つ目は小麦アレルギーの場合は要注意!ということ。
アレルギー反応が起こる原因物質はタンパク質にあります。小麦胚芽油にはその小麦のタンパクはほとんど含まれず、多くの場合は小麦アレルギーがあっても使用できるそうです。ただ原料は小麦なので、重度の小麦アレルギーがある場合は避けるのが無難です。
2つ目は製造方法(抽出法)に要注意!ということ。
記事の冒頭でもお話ししましたが、小麦胚芽油は搾油できる量がとても少ない希少なオイルです。そのため溶剤抽出され、安全性が低く、栄養がなくなってしまっているオイルも多くあります。小麦胚芽油を購入する際はコールドプレス(低温圧搾法)か圧搾法のものを選ぶようにしてください!
『質の良いオイルの選び方』をもっと詳しく見たい人は以下の記事にをご覧ください!
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