女性ホルモンのバランスを調整【月見草オイル】効果と注意点

目次

1. 1.月見草オイルとは
2. 2.月見草オイルの効果
3. 3.月見草オイルの使い方
4. 4.月見草オイルの注意点

1. 月見草オイルとは

アメリカでは古くから、打ち身や傷のための湿布として、ヨーロッパでは『王様の万能薬』として重宝されてきた月見草。

月見草オイルはリノール酸をメインに構成されているオイルですが、γ-リノレン酸という、母乳に含まれる脂肪酸が約10％含有されています！食材でγ-リノレン酸が含まれるものはとても珍しく、PMSや更年期症状など女性ホルモンに関わる症状を緩和してくれるのが特徴です。

他にもファイトケミカルが豊富に含まれているので、上手に摂取するとたくさんの効果が期待できます！

2. 月見草オイルの効果

PMSや更年期症状の緩和に！

月経前のイライラや胸の張り、むくみ、頭痛などの症状が起こるPMSや、自律神経のバランスが崩れ、体のほてりやのぼせ、大量の汗、冷え性、肩こり、不眠などの症状が起こる更年期症状は女性ホルモンの減少が原因とされています。

γ-リノレン酸は女性ホルモンのはたらきを促し、これらの症状を緩和してくれます。

アトピー性皮膚炎の緩和に！

γ-リノレン酸には、保護膜のようなはたらきをして、皮膚細胞の防御機能を高めくれるはたらきと、炎症を抑えるはたらきがあるので、アトピー性皮膚炎の方には食べても塗っても効果的なオイルです！

糖尿病の予防に！

γ-リノレン酸が体内に取り込まれると、プロスタグランジンE1という物質に変化します。この物質が血糖値の上昇をを抑えるはたらきがあるので、糖尿病の予防に繋がります。

ピロリ菌を抑制！

胃に生息し、胃もたれや吐き気、食欲不振、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気を引き起こすピロリ菌。月見草オイルはその強い殺菌作用で、ピロリ菌の増殖を防ぐ効果があることがわかっています。

3. 月見草オイルの使い方

ほぼリノール酸とγ-リノレン酸で構成されている月見草オイルは、とても酸化しやすいオイルです！
加熱調理は避け、開封後は1ヶ月ほどで使い切り、冷蔵保存するようにしてください！

・そのまま生で

小さじ1杯の月見草オイルを1日1回、そのまま食べてみてください！
癖のないオイルなので一番手軽に摂れて良いと思います^ ^

・スープ、ドリンクに

やっぱりオイルをそのまま口に入れるのは苦手。という方は好きなスープやドリンクに混ぜると良いかと思います！
ただ、熱には弱いオイルなので、暖かいものに入れる場合は少し冷ましてから混ぜるようにしてください！

・スキンケアに

お風呂上がりの化粧水前や、カサカサや荒れが気になる身体に使ってみてください。さらりと伸びの良いテクスチャーなので、とても使いやすいです。
ただ、酸化しやすいオイルなので、日中使用すると油焼けし、肌荒れの原因になるかもしれないので、夜に使うのがおすすめです！

4. 月見草オイルの注意点

一つ目は、摂取量に注意ということ。
γ-リノレン酸が含まれるといっても、構成のほとんどはリノール酸。リノール酸は過剰摂取がさまざまな疾患の原因となっているので、月見草オイルの摂取量は1日小さじ1〜2杯程度にしてください！

二つ目は、日中スキンケアには使わないということ。
上記でもお話しした通り、月見草オイルは酸化しやすく、太陽に照らされると、油焼けをおこします。酸化（油焼け）してしまったオイルを肌につけたままにしおくと、肌荒れの原因になってしまうので、スキンケアに月見草オイルを使う場合は夜やお風呂上がりがおすすめです！

三つ目は油の品質にこだわること。
具体的には原料（オーガニックかどうか）、低温圧搾法（コールドプレス）であること、遮光瓶に入っていることなどです！
これはどの油でも言えることですが、特に酸化しやすいオイルでは気をつけましょう！

おすすめ月見草オイル

オーガニック、低温圧搾法（コールドプレス）で作られた月見草オイルです。
スキンケア用の月見草オイルはよく見かけますが、こちらは食用、スキンケア用どちらにも使うことができます。

また『質の良いオイルの選び方』をもっと詳しく見たい人は以下の記事にをご覧ください！

【健康オイル生活】体に良いオイルとは？

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