美味しく体の内側からキレイになるオイル！【オリーブオイル】

2022-04-24 2022-04-24

食用オイル脂溶性ビタミン油脂ファイトケミカルおすすめオイル

オリーブオイルといえば、『健康そうなオイル』というイメージをもった人が多いと思います。
実はオリーブオイルといっても種類はいろいろあり、グレードや品質によって栄養価も変わってきます。

オリーブオイルとは

オリーブオイルはオリーブの果肉からとれるオイル。

オリーブオイルと一口に言っても、オリーブの品種や製造方法の違いでその種類は無数にあります。品種による栄養価の違いはそこまでないとされていますが、製造方法によって品質は大きく変わるので、栄養価や体への影響も異なってきます。
ここではその中での一番栄養価が高い、エクストラバージンオリーブオイルの効果や食べ方をお話していきます。
エクストラバージンオリーブオイルは栄養価が高いだけでなく、味も香りもめちゃくちゃ良いので、私もふだんから常備している大好きなオイルです^ ^

主要脂肪酸	オレイン酸
加熱	加熱OK（炒め物程度）
保存方法	冷暗所
味・香り・テクスチャー	フレッシュな青い香り、苦味がある
脂溶性ビタミン	ビタミンE、ビタミンK
ファイトケミカル	タンニン、ルテオリン、オレウロペイン、オレオカンタール、スクワレン、β-カロチン

オリーブオイルの効果

便秘の解消に！

オリーブオイルの70％以上を占めるオレイン酸は腸の運動を活性化させるので、便秘の解消に効果的。料理に使うのももちろん良いですが、便秘がひどい時はティースプーン1杯弱のオリーブオイルをそのまま食べてみてください！

体の中からアンチエイジング！

ファイトケミカルの一つ、スクワレンは活性酸素を抑制する働きがあります。またその他ポリフェノールやビタミンEも豊富なので強い抗酸化作用があり、血液がきれいになり、細胞も若返るので、体の中からアンチエイジングができます。

血中コレステロールのバランスを整える！

オレイン酸にはLDL-コレステロールを下げ、HDL-コレステロールを維持する働きがあり、血中のコレステロール値を整える働きがあります。なので動脈硬化・高血圧・心疾患などの生活習慣病を予防、改善につながります。

抗炎症作用！

ファイトケミカルのオレオカンタールは強い抗炎症作用があり、筋肉痛や喉の痛みに効果的！筋肉を傷めてしまった時や、喉がイガイガするときにティースプーン1杯弱のオリーブオイルを飲んでみてください！

オリーブオイルの使い方

ここで紹介しているエクストラバージンオリーブオイルですが、加熱はできるものの実はそこまで熱に強くありません。加熱しすぎると、エクストラバージンオリーブオイルの特徴である味や香りが損なわれるだけでなく、酸化し有害な物質を発生させる可能性があります！
なのでここでは、エクストラバージンオリーブオイルの効果的な使い方をご紹介します！

・パンにつけて食べる

オリーブオイルをバケットにつけて食べるだけで、風味豊かなパンに変身！
もちろんバケットだけでなく、バターの代わりにトーストにつけるのもおすすめ。

・お酢や塩を加えてドレッシングに

もともと風味の豊かなオイルなので、少量の塩や醤油、お酢を加えるだけで美味しいドレッシングになります。生野菜にはもちろん、ホットサラダにもよく合います！

・料理の仕上げにサッとからめる

熱にそこまで強くないと言っても、少々加熱するくらいは全く問題ありません。
調理に使う時は炒め物やパスタ、スープなどの仕上げに加え、加熱は短時間で済ませるのがおすすめです！

オリーブオイルの注意点

栄養価が高く、健康効果もすごいオリーブオイルですが、市場で出回っている90％以上のオリーブオイルは偽物ということ！
これはどういう事かと言いますと、日本で販売されているオリーブオイルには厳しい規定がなく、他のオイルと混ぜたものや、二番絞りの栄養価の含まれないオイルもオリーブオイルとして販売され、これらがほとんどを占めるからです。

質の良いオリーブオイルを選ぶのは本当に難しいことですが、オリーブオイルを選ぶ上でのポイントを紹介します！