治療油としても使われてきた【ごま油】効果と注意点
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- ごま油の効果をしりたい
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目次
ごま油(セサミオイル)とは
古代エジプトやインドのアーユルヴェーダで香料や治療に使われてきたごま油(セサミオイル)。漢方の塗り『紫雲膏』などにも使われており、日本では江戸時代から食用とし広まったとされています。
抗酸化作用と脂肪燃焼酵素を活性化させる作用があるので、アンチエイジングやダイエットのサポートにも効果的です。
一般的なごま油の原料は白ごまですが、その抽出方法やごまの焙煎具合で、香りや味に大きな違いがあります。
【焙煎ごま油】
白ごまを高温で焙煎してから油を抽出するため、濃い茶褐色をしてます。
日本では一番使われてるごま油で、香り、風味が強いのが特徴。
【低温焙煎ごま油】
低めの温度でじっくりと白ごまを焙煎して抽出される油で、透明感のある琥珀色をしてます。
ナッツのようにほんのり甘くやさしい味わいなのが特徴。
【太白ごま油】
ごまを焙煎せずに抽出される油で、ほぼ無色透明。
味や香りにもクセがなく、普段の調理油として使いやすいのが特徴。
【黒ごま油】
黒ごまから抽出される油。白ごまよりも表皮が硬く、油の抽出がしにくいので、レアで高価になります。白ごまを使ったものより、香ばしいのが特徴。
主要脂肪酸 | リノール酸、オレイン酸 |
---|---|
加熱 | 短時間加熱OK(軽い炒め物程度) |
保存方法 | 冷暗所 |
味・香り・テクスチャー | 種類により異なるが、香ばしいごまの香り |
脂溶性ビタミン | ビタミンE |
ファイトケミカル | セサミン、セサモリン、セサミノール、セサモール |
ごま油の効果
ダイエットのサポートに!
ファイトケミカルのセサミンには脂肪燃焼を促進する酵素を活性化させるはたらきがあり、食欲も抑制してくれます。脂っこい中華料理などにごま油が多く使用されるのはこのためとも言われています。なのでごま油は減量中や体質改善中におすすめです。
ゴマリグナンで二日酔いに!
ゴマリグナンはごまに含まれるファイトケミカルの総称。ゴマリグナンは肝臓のはたらきを助けてくれるのでアルコールを多く飲む人や、薬を多く使う方におすすめです。
ゴマリグナンでアンチエイジング!
ファイトケミカルのゴマリグナンは抗酸化作用にも優れています。体内の余分な活性酸素を抑制し、身体の中から美肌を作ります。
ごま油の使い方
大きく分けると3種類あるごま油。それぞれ風味に違いがあるのでおすすめの調理法を紹介します。
焙煎ごま油
もっともよくあるごま油で、色も香りもしっかりしています。
中華料理や韓国料理との相性がよく、料理の仕上げや、ナムルなどにおすすめです!
低温焙煎ごま油
香りが優しい低温焙煎ごま油は、野菜など素材の風味を引き立ててくれるので和食やフレンチなど少し上品な料理に使いやすい油です。
太白ごま油
ほぼ無味無臭の太白ごま油は、料理のジャンルを選ばず使うことができ、お菓子作りなどにも使いやすいです。
またスキンケア用のオイルとしても、太白ごま油が使いやすいです。
おすすめごま油
【九鬼産業株式会社】
創業1886年からごま製品のみを扱う会社。
さまざまな種類のごま油を取り扱っており、溶剤や添加物は一切使用しない圧搾法で製造されるごま油は、安心安全でとても美味しいです^ ^
九鬼産業株式会社の公式ページはこちらから → 《九鬼産業株式会社》
ごま油の注意点
ごま油で最も注意すべき点は製造方法。これは全ての油に言えることですが、ごま油のファイトケミカルやその他栄養素の効果を求めるなら、必ず低温圧搾法(コールドプレス)か圧搾法(プレス)のものを選ぶようにしてください!
またごま油にはごま油100%のものと他の油と混ぜた調合油があるので、ごま油100%のものを選ぶようにしましょう!
『質の良いオイルの選び方』をもっと詳しく見たい人は以下の記事にをご覧ください!
【健康オイル生活】体に良いオイルとは?
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