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5-アミノレブリン酸(5-ALA)で免疫力UP!ウイルスに負けない身体づくり

5-アミノレブリン酸(5-ALA)で新型コロナウイルス抑制ができる!?
5-ALAは体内のミトコンドリアを活性化させ、代謝が良くなるので免疫力UPに繋がります。サプリメントから摂取するのも良いですが、5-ALAは天然のアミノ酸。なのであらゆる食材からバランスよく摂取して、ウイルスに負けない身体をつくりましょう!

\\ この記事はこんな人におすすめ //

  • 免疫力を上げたい人
  • 薬に頼りたくない人
  • ウイルスに負けない体づくりをしたい人

目次

  1. 1.5-アミノレブリン酸(5-ALA)とは
  2. 2.5-アミノレブリン酸(5-ALA)とコロナウイルス
  3. 3.5-アミノレブリン酸(5-ALA)が豊富な食材

1. 5-アミノレブリン酸(5-ALA)とは

5-アミノレブリン酸(5-ALA)は地球上のさまざまな生命、植物や動物などが作り出している天然のアミノ酸の一種です。

5-ALAは人、動物ではヘム(ヘモグロビンのもと)、植物ではクロロフィル(葉緑体ものと)を作り出します。
これらは生命存在に欠かすことができず、5-ALAは『生命の根源物質』と言われています。
例えば、呼吸。これはヘムが酸素を全身に行き渡らせる血中の赤い色素『ヘモグロビン』を作り、これによって酸素とヘムが結合したり、離れたりすることで、酸素が肺から体のすみずみにまで届けられます。

5-アミノレブリン酸(5-ALA)の効果

①ミトコンドリアの活性化で免疫力UP
5-ALAの効果でもっとも期待できるのが、ミトコンドリアの活性化です。
ミトコンドリアは私たちを作る細胞のほとんどに存在し、生命活動のほとんどに関わります。
そのミトコンドリアが活性化すると身体ではATP(アデノシン3リン酸)の生産がUPします。
ATPは『生命エネルギーの通貨』とも呼ばれ、私たちが筋肉(筋細胞)を動かす直接のエネルギーとなります。

またミトコンドリアは身体の免疫機能にも大きく関わります
ウイルスや細菌などの異物が体内に入ってくると、防御機能を持った細胞がその異物を撃退し、体外へ排出しようとします。このような体の反応を『免疫』といい、免疫反応を担う細胞を『免疫細胞』といいます。
免疫細胞にはナチュラルキラー細胞、B細胞やT細胞などがありますが、免疫細胞も、他の細胞と同じように、ATPをエネルギーとして働くため、ミトコンドリアが十分に機能することによって、免疫細胞にエネルギーが供給され、免疫力が維持、増進されます。

②抗酸化作用・過剰な免疫反応の抑制
ヘムは生命活動に必須ではありますが、逆に増えすぎると、活性酸素を発生させ体に悪さをします(老化など)。なのでそれを回避するため、ヘムが過剰になると身体はヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)というものを発生させます。
HO-1は、過剰なヘムを破壊し、生体内のヘムの量を一定に保ちます。そしてヘムの破壊によってビリルビンと一酸化炭素という物質が生産されるのですが、ビリルビンと一酸化炭素自体も活性酸素を消す働きを持ちます。

5ALA抗酸化作用

さらに、5-ALAは免疫細胞の中でのHO-1を増やすことで、本来は異物を攻撃するべき免疫細胞が暴走し起こる過剰な反応(アレルギー反応)を抑える作用も持つことがわかっているそうです。

2. 5-アミノレブリン酸(5-ALA)とコロナウイルス

私、個人的には、コロナウイルスの危険性については重要視してませんし、上記にあるように、免疫力を上げてしまえば全てが解決すると思っているのですが、5-ALAはコロナウイルス自体を抑制するはたらきがあるという研究結果があるようです。

その理由は4つ
①つ目は感染のきっかけとなる『スパイクタンパク質』への作用です。
ウイルスには、表面にキノコのような突起『スパイクタンパク質』が付いているのですが、ここに5-ALAから生成されるヘムやプロトポルフィリンが結合するという予測や論文が、発表されていました。
このヘムやプロトポルフィリンがスパイクタンパク質の表面をふさぐことで、ウイルスが侵入するきっかけ自体を防ぐことになりなす。

②つ目は、コロナウイルスの『G4構造』の阻害です。
G4構造とはコロナウイルスが持つ、ウイルス増殖に必要な構造です。この4G構造にヘムやプロトポルフィリンが結合して、G4構造の生理的な機能を阻害するため、仮にウイルスが体内に侵入しても、ウイルスの増殖を抑えると考えられています。

③つ目として、免疫の暴走を抑えることが期待されています。
5-ALAには上記でお話しした通り、抗炎症作用・過剰な免疫反応の抑制があるので、例えば症状を緩和したり、重症患者に起こる、免疫の暴走を抑えることが期待されています。

④つ目としては、後遺症にも効果があるということです。
例えば、肺機能に炎症が残り、治った後も呼吸するのが苦しいという場合、5-ALAには抗炎症作用があるので、炎症の進行や、炎症そのものを抑制することも期待できます。また、5-ALAはミトコンドリアを活性化する作用があるので、体力や回復力の向上にもつながるかと考えられています。

上記の①、②については現在長崎大学で研究結果として、以下のように発表もされています。

  • 5-ALAは、培養細胞においてSARS-CoV-2の感染を抑制しました。
  • 5-ALAの抗ウイルス効果は、非ヒト細胞よりもヒト細胞に対してより顕著でした。
  • 5-ALAは、細胞毒性もなく濃度依存的に抗ウイルス効果を示しました。

ですがこの実験結果は、人の身体内でのコロナウイルス感染を抑制を確認したわけではありません。
現段階ではあくまでも試験管の中の結果となるので、実際身体に取り込んだ際、同じようには作用しない可能性もあります。

ですので個人的には、コロナウイルスに効果があると決めつけるのは早いかなと考えていますが、5-ALAがミトコンドリアを活性化し、免疫力のUPにつながるのは確かなので、積極的に摂取するのが良いと思います!

3. 5-アミノレブリン酸(5-ALA)が豊富な食材

5-ALAは多くの食品に含まれていますが、図の通り、特に黒酢や酒に多く含まれています。
ワインや日本酒の5-ALA含有量は発酵具合や品種によって大きく変わるようですが、多いものでは日本酒はダントツです!

5ALA食品

5-ALAは単体でサプリメントとしても販売されていますが、なんらかの疾患や健康障害の改善のための摂取以外はサプリメントよりも、日常的に食品から摂取するのが良いと私は思っています。

ワインや日本酒はアルコールが苦手な方は取り入れづらいかもしれませんが、黒酢や納豆、醤油など本物の発酵食品であれば、5-ALAの恩恵だけでなく、普通の食品を食べるよりも、栄養価も高くなり、消化吸収もしやすく、免疫細胞も活性化するので、是非是非食べていただきたい食品です!

毎日の食事から、美味しく、気軽に、免疫力をUPさせましょう!!

Chika profile

Chika Sato

オーガニックな旅暮らし

  • Bio Life Coordinator
    • 管理栄養士
    • 薬膳コーディネーター
    • フードコーディネーター
    • 全米ヨガアライアンス 勉強中
    • アロマセラピスト 勉強中

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